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長くなりそうな語り用につくりました。

MÚSECAのこと

ながいです

2018/07/27 夜
ホームとしているお店からミュゼカがなくなったのを確認してきました。

同時に指やらなにやらもゴソッとなくなっていたので、
音ゲーをメインにやる人間目線だともはや「ここはゲーセン…?」という状態になっており色々衝撃的でした。

ツイッターでも述べたのですが、スーパーとかのすみっこにあるゲームコーナーみたいな風貌です。

生き残りはギタドラ、ボルテ、チュウニのみ。
最初になくなったのは調整中の日が多いポップンだったような気がします。

ポップンポップンで、なんかとてもしんどかった時期を支えてくれたゲームだったのでショックでしたが、ミュゼカとは打ち込みの方向性が違ったのと「稼働自体の終了はまだないはず」と言う安心感(?)で乗り越えました。

交通の関係でもともとあまり頻繁には遊びに行けないのですが、他のお店に行けばまだ稼働してるもんねって感じで…


私がミュゼカを始めたのは後発のニブンノイチからで、
公式のネタ動画や、グラフィカ柄のe-amuパスが当たる!と言ったあたりを見て触ってみようかなと思ったものと記憶しています。

最初はほんと、当たったらいいな~ラッキーだな~ぐらいの気持ちで、もし当たったらどのイラストがいいかなと考えながら簡単な譜面をパカパカしていました。

この頃のミュゼカの評判は「とにかく手が痛い」「無反応」みたいな感じだったかと思います。

私は元々へぼい腕ながらもポップンに打ち込んでいたので、自然と指押しメインのプレーになり、このあたりの問題はほとんどありませんでした。
もしかしたらバージョンアップ時になにか改善もあったのかも?あまり詳しくないですが、とにかく曲も良いし、叩く・回す・踏むの独特なデバイスが楽しかったです。

それからいくらもしないうちに、とても好みのグラフィカが見つかりました。嗜好がややマニアックなほうなのですが、そこにぱかっと光が差すような出会いでした。

…とは言え、上位のグラフィカを取得するために手持ちはどんどん入れ替わり、忘れられてゆくのですが…

その時は
「絶対にこの子だ、この子のパスがほしい!」
それしか考えてなかったです。

音ゲーマー的尺度で言えば大したクレ数とは言えないかもしれませんが、休日の朝から晩まで粘ったりして体も酷使しました。そのグラフィカのe-amuパスが欲しかった!

この頃はまだ他にもプレーしてる方がちらほら見受けられたので、とにかく時間がかかりましたね…(思い出し疲れ)

結局最後までパスは当たらなかったのですが、ゲームのやり方が手足に馴染むのに十二分な回数の遊戯を経た私はすっかりキュレーター気取りです。

何よりゲームは面白いし、
フォローした方の曲を何度も何度も遊んだりして
稼働終了までずっと楽しかったです。

(ご本人が言及なさってるのを見るまで気づかなかったですが、あの手裏剣譜面、毎回サビで嬉しくなっちゃうような譜面でしたね😊)

パスの事はかなり残念極まりなかったですが、本当に、良い曲がいっっぱいありました…。
今考えると、ミュゼカが少し距離を縮めてくれたのかな?と思えるフォロワーさんもぽつりぽつりと浮かびます。


ミュゼカはもうヤバイ。
結構ず~っと言われていたような気がします。

(下の方を書きながら追記:今ちょっと他の事で検索して思い出しました、KACにも種目として入ってなかったんでしたね…)

それでも、ホームでは先に弐寺が消えるなどのイレギュラーがあったためか、何となくまだ大丈夫かなと考えていました。

街の中心部に、ホームではないけど用事で赴いた際は寄る。なタイステがあり、そちらでやる時もややミュゼカ多めに。
そのような事を一応考えながら、本当に少しずつですが難しい譜面に挑戦して成長を喜んでいました。

もう結構前ですが、そのタイステでミュゼカ撤去の告知があった時は「ヤバイ」よりも「なんで」と、ちょっと怒りもあったかもしれません。

告知通りミュゼカは撤去されました。
こんなに楽しいのに、本当になんでだ。

あれから何ヵ月経ったのか、例の噂が私のところにも回ってきました。
“先にオフライン化された機種と同じバージョン表記になる”と言う予告。
ついに来てしまうのか。本当に終わるのか。

焦りやら諦めやら、いろんな感情がありました。
数多くはないゲーセン通いに使える日を、これまでミュゼカにつぎ込んできました。すみませんDMも三割くらいやったと思います。

それでもとにかく需要を示したくてプレーして、やっぱりミュゼカが楽しくて、これがなくなるなんて信じられない。まだレベル14までしかできてないのに。

今でもまだ終わったと思えていないところが多分にあります。
でもやっぱりなくなってました。

プレーヤーが自分しかいない時間をたくさん見てきましたもんね。

先日やる会の時になんば周辺でミュゼカがないゲーセンを何軒も見たので、少しは心の準備になったかもしれません。
これだけゲーセンばっかりのところにないんだから、ないでしょ。みたいな。

日付が変わってるので昨日
ミュゼカがなくなったホームでDMと、少しボルテをやってきました。

どこのゲーセンもそうなのか私はわからないんですが、
ホームにしているお店では撤去された機種のポスターやPOPがそのまま掲示されています。
copulaのとか。

自分比でなかなか調子よくドラムを叩きながら、なんとなく、すぐ横の壁に貼ってあるミュゼカの大きなポスターを見上げました。
その時の気持ちが


ちょっと何て言ったらいいかわからないですね…
とにかくなくなってほしくないと、思い続けたタイトルでした。もうない。

不調のポップンが撤去された時とは違い、終わるのがわかっていて、終わらないで欲しいと真剣に思いながら続けてきた機種がなくなって、なんだか穴があいたみたいな感覚でした。

胸に穴が開いたような、って表現はよく見かけるけど、本当に丸い空洞ができたみたいな感覚があるもんなんですね。

昔のゲームはいつまでもどこかにひっそり置いてあるけど、今のゲームは稼働終了したら終了なんですね。そういうのってソシャゲだけの世界だと思ってました。今ならわかる、わかるぞその悲しみ。


それにしてもゲームひとつにどれだけ重いんや…と、

ここまで書いて整理できたおかげかちょっと(結構)思い始めましたが、完全に黒歴史だったわこれと思う日がくるまでは、この記事は置いておこうと思っています。

これは自分の気持ちをどこかに残しておきたかったのと、これだけは叶えて欲しいと言うお願い(主張)をしたくて書き残しました。

どうか、ミュゼカの魅力と思い出がサントラなどの形として残りますように。

(もちろん受注生産でも可)



新しいビシバシはしばらく許せそうにないです